国土交通省のドローン飛行マニュアルってなに?整備や操縦のルール

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ドローンには、ドローンの整備項目や操縦項目を定めた「航空局標準マニュアル」が存在します。国土交通省が安全にドローンを飛ばすために出しているマニュアル。どんなことが書かれているのかをまとめました。

ドローンの点検と整備のマニュアル


ドローンにはドローン飛行マニュアルと呼ばれるものが存在します。正式名称は「航空局標準マニュアル」で、航空法で定めた許可や承認を受けてドローンを飛ばす時の手順やルールが載っています。

マニュアルには飛行場所を特定するものと、特定しないものでそれぞれ別々に用意されているので、該当するマニュアルを確認しましょう。

マニュアルの主な内容ですが、まず整備と点検についての項目があります。これは、飛行前の点検として機器がしっかり取り付けられている・モーターに異音がないかどうか・プロペラに傷がないか・バッテリーの充電はしっかりできているかなどがあります。

また、飛行後も機体にゴミがついていないか・ネジは緩んでいないか・バッテリーが異常な発熱をしていないかといった点検も求められています。

そしてマニュアルでは、このような点検や整備を記録し、作成することが定められています。

ドローンの操縦に関するマニュアル


ドローン飛行マニュアルには、無人航空機を飛行させるための基本的操縦技術の習得が定められています。

これは項目ごとに離着陸・ホバリング・左右方向の移動・前後方向の移動・水平面内での飛行などが挙げられ、それぞれの項目で○mでの飛行を○回行うことなどの内容が決まっています。

その他にも、基礎技術を習得した上で更に上のレベルの操縦技術である対面飛行・飛行の組合・8の字飛行なども要求され、これらを夜間や目視外でも行えるかどうかといったチェック項目もあります。

さらにドローンを飛ばした際には飛行記録を作成し、管理することも求められます。
また、飛行者が遵守すべき決まりも細かく書かれています。例えば「第三者の上空を飛ばしてはいけない」「的的な点検・整備を行い記録を残すこと」「後方乱気流などの影響を避けるため、飛行機には近づかない」などがあります。

ドローンで事故を起こさないよう、マニュアルで求められる操縦技術を身につけるとともに、禁止事項にはしっかり目を通しておく必要があります。

ドローンの安全に関するマニュアル


ドローンを飛行させる際に大切なのは、安全に飛ばせるかどうかです。このためマニュアルでは「安全を確保するために必要な体制」という項目が設けられています。

ここでは風速5m/s以上では飛行させない、雨および雨になりそうな場合は飛行させない、安全確保のための補助者を用意することなどがあります。

また、ドローンを150m以上の高さで飛ばす場合、空港事務所や航空交通管制部といった関係機関と連絡がとれる体制の確保も記載されています。
他にも、夜間飛行では機体がどの方向を向いているかわかるよう、灯火が装備された機体を使用し、それが認識できる範囲で飛ばすなどの規制があります。

特にマニュアルでは「補助者の配置をしたうえで飛行させること」を、いろいろな場面で要求しています。さらに非常時における連絡先として、国土苦痛賞航空局安全部運航安全課や東京航空局保安部運用課を始めとして、最寄り空港事務所として全国の空港の連絡先が記載されています。

ドローンの飛行マニュアルには、整備・操縦・安全の3項目に分けて安全に運用させるための決まりが記載されています。日ごろ許可を必要としない範囲でドローンを飛ばしている人でも、許可が必要な場所でドローンを扱うには、このマニュアルに沿うことを求められるので一度目を通しておくことをおすすめします。

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